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【スループット】

 スループット(throughput)は本来、工場や機械などが一定時間に処理できる作業量のこと。コンピュータの世界では、一定時間に処理できる情報量を表す。

 しかし最近、目にする機会が多いのは、ADSLモデムやブロードバンドルーターといった通信機器のスループットだと思う。この場合も、本来の意味と同じなんだけど、ちょっと理解しにくい。むしろ、その機器が対応できる通信速度と考えると分かりやすい。

 たとえばADSLには、下り最大1.5Mbps、8Mbps、12Mbps、24Mbps のサービスがある。しかし実際には、これだけの通信速度は出ない(ベストエフォート型を参照)。そのため、1.5Mbpsのサービスを利用するときは、少なくとも1.5Mbpsのスループット(通信速度)に対応したADSLモデムまたはブロードバンドルーターがあればいい。

 しかし、12Mbps や 24Mbps のサービスでスループットが 8Mbps 程度のADSLモデムまたはブロードバンドルーターを使うと、これがボトルネックになって本来の通信速度を得られない。そのため、12Mbps のサービスを利用するなら 12Mbps 以上のスループットに対応した機器を使う必要がある。

 ほかの通信サービスや通信機器、あるいは社内LANなどでも同様だ。通信経路のどこかにスループットが低い(遅い)機器があると、全体の通信速度や処理速度が落ちてしまう。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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