【スキャナ】
- イメージスキャナ
パソコンに画像を取り込む装置。イメージスキャナということもあるけど、普通は単にスキャナと呼ぶことが多い。
以前は、デザイナーなど仕事で画像を扱う人の専用機器という感じだった。しかし最近は、一般のパソコンユーザーにも普及している。スキャナで読みとった文章をテキストファイルに変換するOCRソフトの普及に伴って、普通のオフィスでも使われるようになった。
ひとくちにスキャナといっても、いろいろな種類がある。まず一番手軽なのがハンディスキャナというタイプ。片手で持てる小型の装置で、取り込みたい画像の上をなぞる。簡単だけど読み込み精度はイマイチ。
最も普及しているのは、フラットベッドスキャナと呼ばれるタイプ。小型コピー機のような形で場所をとるけど使い勝手はいい。デザイン事務所などで使っているのは、ほとんどこのタイプ。ただし、もっと高い解像度が必要な場合はドラムスキャナという機器を使うこともある。
ネガフィルムやポジフィルムから写真を取り込む、フィルムスキャナというのもある。また、透過原稿ユニットが付いたフラットベッドスキャナでフィルムの画像を読み込むこともできる。
このほか、シートフィード型というタイプもある。これは、読み取り部分に紙を通過させる方式なので原稿がペラの紙でないと使えない。ただし、OCR用に紙の資料を読み込むには便利なので一時は人気があった。
スキャナの性能は、おおむね解像度で決まる。解像度が高いほど高性能。といっても特殊な業務に使うのでなければ、600dpiもあれば十分だ(フィルムスキャナを除く)。むやみに高い解像度で読み取っても、データが巨大になるだけで意味がない。
スキャナを選ぶとき、もうひとつ重要なのがパソコンとの接続方式だ。最近はUSB方式が増えている。これだと読み込み速度はまあまあだけど接続は手軽だ。パソコンにSCSIボードが付いていれば、SCSI接続に対応したスキャナを選ぶと読み込みも速くて使い勝手もいい。ただし最近はSCSI方式が減って、代わりにIEEE1394方式が登場してきた。
このほか、以前は専用の拡張ボードを使う機種や、パラレルポートやシリアルポートを使う機種もあった。こうしたタイプを使うときは、コネクターや拡張スロットに空きがあるか事前に確認する必要がある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































