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【ジグビー】

  • ZigBee

 主に家電などを無線で相互接続してデータを交換するための技術。

 このように近距離のネットワークを PAN(パーソナル・エリア・ネットワーク)といって、特に無線を使うものを WPAN(ワイヤレス・パーソナル・エリア・ネットワーク)という。ZigBee は、WPAN の一方式になる。

 無線を使って情報機器のネットワークを組む場合、代表的な方法として無線LAN がある。しかしこれは、パソコンなど、より高性能な機器を対象とした技術。たとえば冷蔵庫やエアコンの温度管理、防犯装置、あるいはビル内の照明や空調などの管理データの送受信といった用途なら、もっと簡易な方式でいい。

 短距離で使う無線技術として、従来はブルートゥースが注目されていた。しかしブルートゥースは、あまり普及しているとはいえない。

 これに代わる方式として期待されているのが ZigBee だ。通信範囲は最大30メートルと狭く、通信速度も 250kbps と遅い。一方、小型で低コスト、消費電力が少なく扱いが簡単という特徴がある。たとえば消費電力は、ブルートゥースの 120mW に対して ZigBee は 60mW と半分。そのため、アルカリ乾電池2本で約2年も利用できるとされている。

 ただし懸念もある。ZigBee は、無線LAN の IEEE802.11b/g と同じ 2.4GHz 帯の電波を使う(アメリカでは 915MHz、ヨーロッパでは 868MHz も利用できる)。そのため無線LAN と同時に使うと干渉して、双方の通信速度が落ちるともいわれている。

 なお、Zig は「ジグザグに」という意味で、Bee はミツバチのこと。ミツバチが野原を飛び回って蜜を探し、その情報を仲間と共有すように、ZigBee も機器同士が連携するという意味が込められている。ZigBee は、ひとつのネットワークに最大 255台の機器を接続できる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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