
この略語には、複数の意味がある。
まず、テレビ放送の CS。これは、Communication Satellite(コミュニケーション・サテライト)の略で、「通信衛星」という意味。つまり本来は、データ通信などに使う人工衛星のことだ。
しかし、同時にたくさんの電波を送り出すことができるので、通信用の衛星をテレビ放送にも使っている。これが、CS放送と呼ばれるもの。そして、CS放送を見るには、専用のアンテナとチューナー(受信機)が必要になる。
従来、CS放送と呼ばれていたテレビ放送は、今ではスカイパーフェクTV!だけになっている。しかし 2002年には、新たに 110度CS による CS放送が始まった。つまり現在、CS放送には、従来の CS と 110度CS の 2つがある。
CS という略語は、ほかにもカスタマーサポート、カスタマーサービス、顧客満足度(カスタマーサティスファクション)という意味で使われることがある。
カスタマーは「顧客」、つまり「お客様」という意味だ。で、お客様へのサポート業務がカスタマーサポート、お客様へのサービスがカスタマーサービスになる。カスタマーサポートは、ユーザーサポートとほぼ同じ意味だと思っていい。
顧客満足度というのは、マーケティングの世界の言葉というか考え方で、ある企業の製品やサービスに対して顧客がどのくらい満足しているかを表したもの。
顧客満足度が高ければ、そのお客様は、また同じ製品を買ったりサービスを利用してくれる確率が高い。一方、顧客満足度が低いと、二度と買ってくれないだけでなく悪口を言って評判を落とすかもしれない。そのため企業にとって、顧客満足度を高めるのは重要なことだ。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修