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【シーエイイー】

  • CAE

 CAE は、Computer Aided Engineering の略で、日本語では「コンピュータによる設計支援」といった感じ。

 工業製品や建築物などを設計するとき、コンピュータを利用することを CAD(Computer Aided Design)という。そして、そのデータを使ってコンピュータの支援を受けながら製造することを CAM(Computer Aided Manufacturing)という。

 CAE もこうした一連の技術の仲間と考えていいだろう。ただし製造段階ではなく、設計作業に大きくかかわる技術だ。

 たとえば、ある製品を開発するとき、その構造的な強さや耐久性、水や空気や熱などの流れ、安全性などを、コンピュータを使った工学的な計算で分析する。

 従来は、試作品を作って試したり、大きな費用と時間をかけて実験していたことを、コンピュータの中でシミュレーションできる。その結果、製品開発の時間とコストを抑えられる。

 たとえば、自動車の安全性を確認するために、ダミー人形を乗せた車を壁に激突させる映像を見たことがあると思う。こうした実験は膨大な費用がかかっていたけど、CAE を使えば、どんな構造で、ボディをどのくらいの厚みにすると、どんなつぶれ方をするか予測できる。

 ちなみに、CAD/CAM は「キャド・キャム」と発音する。しかし CAE は、「シーエイイー」ということが多い。「キャエ」としている資料も皆無ではないものの一般的ではない。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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