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【シーイーオー】

  • CEO
  • 最高経営責任者

 CEO は、Chief Executive Officer の略で、日本語では「最高経営責任者」と訳されている。

 日本では、会社経営の責任者といえば普通は「社長」だけど、アメリカではそうとは限らない。この CEO と呼ばれる人が、会社経営のトップになる。ただし CEO は、社長というより会長というべき立場。そして、その会社の実務は COO と呼ばれる人が仕切っていることが多い。

 CEO は、もちろんパソコン用語ではない。しかしコンピュータ関連の企業では、CEO という肩書きを使っていることが多い。なお、アルファベット3文字で肩書きを表す略語として他に、CIO、CFO、CTO などがある。

 で、これだけじゃ何なんで、以下、パソコン業界の CEO に関する話題をふたつ。

 まず、2000年1月にマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ会長が CEO を辞任して大きなニュースになった。しかしこれは、経営に伴う実務を減らして、次の世代を担う新しい事業戦略を考える時間を得るためといわれた。したがって、実務上は最高責任者でなくなっても、実質的にはマイクロソフト社のトップであることに変わりない。

 なお、現在のビル・ゲイツ氏の肩書きは会長兼CSA となている。CSA は Chief Software Architect の略で、日本語では「最高ソフトウェア開発責任者」と呼ばれる。

 もう一人、パソコン界で話題の CEO といえばスティーブ・ジョブズ氏。この人はアップルコンピュータ社の創業者だけど、いろいろあってアップル社を去った。そして、またいろいろあって戻ってきた。

 ただし、ことのときすでに、ジョブズ氏はピクサーという会社の CEO になっていた。ピクサーは「バグズライフ」という映画を作った会社として知られる。そのため、アップル社では暫定CEO ということで、iCEO という肩書きにしていた。i は interim の略で「しばらくの間」という意味。

 その後、ジョブス氏はiMac の大ヒットなどでアップル社を建て直し、2000年1月に暫定CEO から正式な CEO になった。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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