
シミュレーション(simulation)は、実際には不可能なこと、あるいは困難なことを擬似的にやってみること。そのための装置やコンピュータソフトをシミュレーター(simulator)という。
科学の実験などをコンピュータの中で行うのもシミュレーションだし、そのためのソフトをシミュレーターと呼ぶこともある。たとえば、天気予報の精度を上げるために地球全体の気象を大型コンピュータでシミュレーションするといったことが行われている。核爆発の実験も、コンピュータの中で擬似的に行われるようになってきている。
しかしパソコンの世界でシミュレーションといえば、普通は体験できないことを擬似体験するゲームを指すのが一般的だ。具体的には、、、これがなかなか幅広い。
まず、飛行機の操縦や電車の運転をするもの。これは、フライト・シミュレーターとかトレイン・シミュレーターと呼ばれる。フライト・シミュレーターには、実際の飛行機の操縦を忠実に再現するものと、操縦は簡単で敵機など撃ち落とすシューティングゲーム系のものがある。忠実に再現する方は、パイロットの訓練にも使われるそうだ。
次に、戦国武将になって戦争をしたり、都市を造ったり、会社や店を経営するゲームがある。パソコンの中でペットを飼うゲームも、一時かなり人気があった。馬を育てて競馬に参加するゲームもある。これらは、どれも時間をかけてじっくり楽しむタイプだ。
このほか、自動車などのレースを楽しむものはレーシングゲームと呼ばれるけど、これもレースを擬似体験するという意味ではシミュレーションゲームの一部だと思う。これにも、簡単な操作でガンガン走れるものと、F1のコースやマシン性能などを忠実に再現したものがある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修