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【サーバーサイジング】

 情報システムを構築したり、ネットサービスを行うとき、適切なサーバーの性能や量を見積もること。

 企業内の情報システムやコンピュータ・ネットワーク、インターネット関連のサービスを運営するときは、そのネットワークを管理したり、共用データを保存したり、各種サービスを提供するためのサーバーと呼ばれるコンピュータが必要だ。

 小規模なネットワークなら、目的別にサーバーを1台から数台置けばいい。しかし、規模が大きくなったり、ネットサービスで不特定多数の人がアクセスしてくるような場合は、ピーク時を想定して必要十分な性能と台数を用意しないといけない。

 この必要十分な性能と台数を見極めて、用意するのがサーバーサイジングだ。つまり、「サーバーのサイズを決めること」だと思えばいい。

 といっても、実はこれがなかなか難しい。たとえば、そのサーバーに合計何人がアクセスするのか、同時にアクセスするのは何人なのか、そのサーバーにどんなソフトを入れて、どんな作業をさせるのか、といったことを細かく洗い出す必要がある。

 たとえば、総ユーザー数が1000人でも、毎朝その1000人が一斉にアクセスするのと、勤務時間がバラバラなので同時にアクセスするのは200人の場合とでは、必要な性能と台数が変わる。また、電子メールの中継に使うだけなら 1台のサーバーで数百人に対応できても、全員が頻繁にデータを読み書きするなら、1台で対応できるユーザー数が大幅に少なくなる。

 さらに、アクセスが集中する時間に合わせて必要なサーバーを見積もる必要があるけど、アクセスが少ない時間はその性能をもてあますことになる。また、そのサーバーの役割によって、高性能な大型サーバーを使うほうがいい場合もあれば、安価な小型サーバーを連結して使う方がメリットが出るケースもある。

 こうした、いろいろな要素を勘案してサーバーサイジングを行うことが肝要だ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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