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【サンプリング】

  • サンプリング周波数

 コンピュータの世界でサンプリングというと、音とか圧力といった本来はアナログのデータをデジタル方式に置き換えて記録すること。もう少し厳密にいうと、そのための最初の作業。

 たとえば、ここに音の強さを記録したグラフがあるとしよう。横方向は時間の経過、縦方向は音の強さだ。音の強さは時間とともに刻々と変わっていくから本来は滑らかな曲線のグラフになる。しかし、そのままではデジタル方式で記録できない。

 そのため、たとえば1秒ごとの強さを記録する。1秒目は音の強さが2、2秒目は5、3秒目は8、4秒目は12、5秒目は2、なんて具合。こうすると、2.5秒目の音の強さは分からないけど、音がどんな風に変化したか、だいたい分かる。この例だと、だんだん音が強くなって、最後に急に小さくなっている。

 音などのアナログデータをデジタルデータに変換するときは、こんなふうに数字に置き換えていく。そして、この作業をサンプリングと呼んでいる。サンプリング(Sampling)は本来、見本や標本を「抽出する」とか「抽出したもの」といった意味だ。

 たとえば、音楽CDに記録されている音楽データも、同じ方法でサンプリングされている。もちろん実際には、1秒に1回ずつ音の強さを記録していたのでは、とても音楽にはならない。

 音楽CDの場合、1秒間に44,100回、音の量を記録している。この1秒間に記録する回数をサンプリング周波数といって、この場合は44.1kHz(キロヘルツ)と表す。そして一般的には、サンプリング周波数が高いほど、記録された音が良くなる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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