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【コグニティブ無線】

  • 認知無線

 いろいろな無線通信方式を切り換えたり、組み合わせたりすることで、さらに便利に使おうという技術。

 コグニティブ無線を、元の英語では Cognitive Radio という。日本語では「認知無線」と呼ぶこともある。

 今の携帯電話は、音声通信のほか、電子メールやインターネット接続もできる。音声とデータでは通信方式が違うけど、1台の電話機で同じ携帯電話の電波を使って送受信できる。

 これとは別に、主にパソコンを対象にした無線LAN という電波の技術がある。最近は、屋外でも高速無線通信ができる WiMAX という技術も登場している。

 しかし、これらの技術はバラバラに提供されていて、それぞれ対応した機器や部品がないと利用できない。

 そして、たとえば携帯電話でインターネットに接続していたけど、無線LAN のエリアに入ったから携帯電話でも無線LAN でネット接続できたらいいのに。とか、パソコンで無線LAN に接続していたけど、移動するから WiMAX を使いたいなんて場合、ユーザーが自分で切り換えたり、別の機器に変更しないといけない。

 そこで、1台の機器で、携帯電話の電波でも無線LAN でも WiMAX でも、その他の無線技術でも対応できるようにして、しかもユーザーが気が付かないうちに途切れることなく最適な電波に切り換えてくれたら、いいよね。

 これを実現するのが、コグニティブ無線だ。

 しかし、複数の通信方式に対応させるには、それだけ多くの機能が必要になる。あるいは部品の数が増えてしまう。しかし最近は、ソフトウェアを使って部品がなくても他の通信方法に対応できる技術ができてきた。そのため、機器を大きくすることなく、いろいろな通信に対応することが可能になっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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