【クリック&モルタル】
インターネットと既存の店舗を組み合わせたビジネスの方式。
たとえば、インターネットのホームページで商品を注文して、その商品を近所の店で受け取ったり代金を支払うといった方式。あるいは、店に置かれたインターネット端末(機器)で飛行機や列車、コンサートのチケットを買ったり、音楽配信サービスを利用するといったこと。
通常、オンライン・ショッピングというと、自宅や会社のパソコンから商品を注文することが多い。しかし、代金の支払いや商品の受け渡しをどうするか、という問題がある。もちろん、クレジットカードや電子マネー、宅配便など、いろいろな方法があるけど、どれも一長一短がある。
一方で、オンライン・ショッピングが盛んになると、既存の店舗の売上げが減ってしまう。小売店を束ねて強力な流通網を作ってきた企業にとっても頭の痛い問題だ。
そこで、現実的な解決方法として、クリック&モルタルという方式が注目されてきた。買う側からすると、商品の受け渡しも確実だし、クレジットカード番号や住所をインターネットで送る必要がない。お店の側も、確実に代金を受け取れるし従来どおり商売になる。特に日本では、コンビニの情報網と流通網が発達しているので、これを利用する方式が多い。
ちなみに英語では、レンガと漆喰(しっくい)で造った建物をブリック&モルタル(bricks and mortar)という。クリック&モルタルは、この表現を元にした造語。クリックはパソコンの操作を、モルタルは既存の建物(店舗)を象徴している。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































