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【クラスタ領域】

 フロッピーディスクやハードディスの中で、実際にデータを保存する場所。

 ハードディスクなど、データを記録する装置(メディア)の中は、ファイルシステムの領域と実際にデータを記録する領域に分かれている。そして、データを記録する領域をクラスタ領域という。

 クラスタは、データを保存するためにディスクの中に作られた区画。クラスタ領域には、膨大なクラスタがある。で、どのクラスタにどのデータを記録したかをファイルシステムで管理している。

 大きな図書館では、蔵書目録から読みたい本を探し、図書館の人に依頼して書庫から出してもらうことがある。利用者が直接、書庫へ行って探すことはできない。ファイルシステムとクラスタの仕組みも、これと似ている。

 つまり、ファイルシステムが蔵書目録、クラスタ領域が書庫になる。ハードディスクに保存してあるファイルを呼び出すときも、何番のクラスタに保存されているかファイルシステムが確認して、そのクラスタのデータを読み出してくれる。

 ファイルシステムが壊れると、実際にはクラスタ領域にデータが残っていても読み出すことができなくなる。また、フロッピーディスクを簡易フォーマットしたり、ハードディスクのデータを削除しても、消えるのはファイルシステムの記録だけ。そのため、ファイル復元ソフトを使うと、クラスタ領域のデータを調べて復元できる。逆に、復元できないようにするソフトもあって、これをデータ抹消ソフトという。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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