【キャリブレーション】
- カラーキャリブレーション
パソコンの世界でキャリブレーションという言葉が出てきたら、ほとんどの場合、ディスプレイの色が正しく表示されるように調整すること。色を調整するので、カラーキャリブレーションということもある。
インターネットが高速化して、デジタルカメラも普及して、パソコンでカラー画像を見る機会が増えている。ところが、実はパソコンごと、ディスプレイごとに違った色が表示されている。厳密にいうと、同じ画像を別のパソコンで見ると色が違って見える。
また、パソコンの画面で見た色とプリンタで印刷した色が大きく違う、あるいはスキャナで取り込んだ画像と原稿の色が大きく違うといったことも多い。印刷した色とディスプレイに表示した色は、根本的に方式が違うので同じになることはない。このあたり、詳しくは RGB と CMYK の説明を見てほしい。
とはいえ、印刷の色も画面の色も、できるだけ合わせたい。個人でデジカメ写真を楽しんでいるなら大した問題ではなくても、印刷や写真関係の仕事をしている人には大問題だ。
そこで、ディスプレイの色が基準どおり表示されるように調整する必要が出てくる。この作業を、キャリブレーションと呼んでいる。一部のグラフィックソフトやディスプレイには、キャリブレーションの機能が付いている。また、業務用にはキャリブレーションの専用機器もある。
なお、キャリブレーション(calibration)は本来、銃や大砲の射程距離を測ること。あるいは、銃の口径や大砲の内径を測ること。あるいは、機械類や測定器具の目盛りのこと。
そして一般的には、機器の目盛りと実際の値の誤差を測ったり、その誤差を調整することをキャリブレーションということもある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































