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【カジュアルコピー】

 気軽に、安易に行われる違法コピーのこと。

 ほとんどの市販ソフトは、1台のパソコンだけにインストールして使えることになっている。同時に2台以上のパソコンで使うのは著作権違反になる。これは、ソフトに付属の使用許諾契約書に書かれている。

 そのため、1人で複数のパソコンを持っていて同時に2台以上のパソコンにインストールして使う、友達のソフト(CD-ROM)を借りてきて自分のパソコンにインストールして使う、会社のソフトを自宅のパソコンにインストールして使う、自宅のパソコンで使っているソフトを会社のパソコンにもインストールして使うといった行為は、どれも違法になる。

 パソコンソフトだけでなく、たとえば音楽CDを個人的な使用目的を超えて複製するのも違法コピーになる。

 とはいえ、こうした行為はあまり悪意を感じないまま、ついうっかりやってしまう人が少なくない。また、こうした行為が違法だということを意識していない人もいるだろう。こうした安易な違法コピーを、カジュアルコピーといっている。

 では、安易ではない違法コピーにどんなものがあるかというと、ソフトのCD-ROMや音楽CDを大量に複製して販売するとか、インターネットを通じて誰でもダウンロードできるようにするといった行為がある。あるいは、会社ぐるみで1本のソフトを何台ものパソコンにインストールして使うとか。これらは、明らかに悪質な犯罪といえる。

 ソフト会社にとっては、カジュアルコピーも悪質なコピーも大きな問題である。しかし、悪質なコピーは犯罪として取り締まることができるのに対して、カジュアルコピーは防止しにくい。しかも、カジュアルコピーは圧倒的に件数が多い。

 そこで、マイクロソフトやアドビシステムズは、カジュアルコピー対策として一部のソフトにライセンス認証という方法を取り入れている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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