【オープンソース】
プログラム、つまりソフトの元データを、インターネットなどを通じて公開すること。オープンソースの「ソース」は、ソースコードを指している。そして、ソースをオープンにする(公開する)からオープンソース。
コンピュータのプログラムは、プログラム言語と呼ばれる独自の単語(記号)と文法で書かれている。で、この書かれたものを、ソースコードという。そして多くのソフトは、ソースコードを機械語というコンピュータに都合のいい状態に変換(コンパイル)して使う。
機械語に変換されたプログラムは、人間が見てもほとんど理解できない。一方、ソースコードを見ると、専門家ならソフトの仕組みを読み取ることができる。そのため市販ソフトをはじめ、ほとんどのソフトは機械語に変換された部分だけ提供されてソースコードは極秘にされている。
しかし一方で、「プログラムはみんなのもの、ソースコードを公開するから自由に使ってください」という考え方もある。特にインターネットは、こうした考え方で世界中の技術者が良いプログラムを共有し、問題があると誰かが修正して、それをまた公開することで発展してきた側面が大きい。こうした考え方というか方式がオープンソースなんだ。
オープンソースが注目されたきっかけのひとつは Linux の普及だろう。これはインターネットで公開されている無料の基本ソフトで、最近では業務用コンピュータにも採用されている。Linux は、まさにオープンソースによって世界中から支持され発展してきた。
また、インターネットのホームページを見るためのブラウザーソフト、ネットスケープ・ナビゲーター(コミュニケーター)も、今はオープンソースになって無料で使えるようになっている。
一方、マイクロソフトはウィンドウズをはじめ、市販ソフトも業務用ソフトもソースコードを非公開にしてきた。しかし最近は、シェアードソース・イニシアチブという制度を作り、一部のプログラムのソースコードを条件付きで公開している。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































