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【エージェント】

 エージェント(Agent)は本来「代理人」という意味。コンピュータの世界では、ユーザーが望んでいる仕事を自動的に行ってくれるソフト(プログラム)をエージェントという。

 よく紹介される例として、航空券やホテルの予約がある。エージェントソフトに目的地、日時、予算を入力して、インターネット上へ送り出す。するとエージェントソフトは、航空会社や旅行会社のサイトを次々と調べてまわる。そして希望の条件にあうものが見つかったら、自動的に予約して結果を知らせてくれる。

 自分で、あっちこっちのホームページを開いて値段や条件を比較する必要がない。あなたの代わりに、エージェントと呼ばれるソフトがインターネット上を駆け回る。まるで秘書がいるような感じ。あなたの代わりをするから「代理人」というわけだ。

 このほか、外部から不正アクセスなどがあると逆に追いかけて行って相手の正体を探る、ガードマンのようなエージェントも考えられている。

 もっと狭い範囲で活躍するエージェントも考えられる。たとえば、社内LANの中で「過去1年間の○○に関するレポート」という命令を出して探してもらうこともできる。この程度のことは、通常の検索機能でもできるかもしれない。しかし、社内にたくさんのサーバーがあって文書が分散しているような場合はエージェントに任せる方がいい。

 あなたが使っているパソコンの中だけで働くエージェントも考えられる。たとえば、指定した時間になると教えてくれるとか、自動的に作業を行ってくれるとか。常にパソコンの中を監視していて、不具合が見つかると教えてくれるとか。こうした機能の多くは、すでにユーティリティソフトとして実用化しているけど、今後さらに洗練されて付き合いやすくなっていくと思う。

 このほか、広い意味では各パソコンに入っているウイルス対策ソフトなんかもエージェントの一部と考えることがある。あなたの代わりに、常にパソコンを守ってくれるから。あるいは電子メールなどを、必要に応じて自動的に圧縮・解凍、暗号化・複合化してくれる機能なんかもエージェントといえるかもしれない。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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