
一部の NAS で使われている通信方式(プロトコル)。NAS は、コンピュータ・ネットワーク(LAN)に直接つないで使うハードディスク。NDAS(エヌダス)は、Network Direct Attached Storage の略。
NAS では一般に、 TCP/IP という通信方式が使われている。TCP/IP は LAN のほか、インターネットでも使われている標準的な方式。つまり、汎用性が高い。
一方、NDAS は、アメリカの Ximeta という会社が開発した独自の方式。メリットとしては、まず通信速度が速いこと。TCP/IP を使った NAS より少し値段が安くできること。一度設定をすれば、パソコンに直接つないだハードディスク(ローカルディスク)と同様に扱えること。
NDAS のデメリットとしては、独自方式のため専用ユーティリティソフトをパソコンにインストールして設定の必要があること。ただし、この作業は最初の1回だけだ。
それと、複数のユーザーが同じファイルを同時に開いて書き込むと問題が起きる。これは、企業などでたくさんの人が利用するときは大きな問題になる。1人だけ書き込み可能にして、他の人は読み出し専用にするなど、運用面で工夫しないといけない。逆に、家庭で個人的に利用するような場合は大きな問題にならないと思う。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修