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【エックスビーアールエル】

  • XBRL

 XBRL は、eXtensible Business Reporting Language の略で、特に決まった日本語訳はないものの、あえて訳せば「拡張可能な、ビジネスレポートのためのデータ記録言語」といった感じ。

 企業では、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)をはじめ多くの財務諸表を作っている。上で言っている“ビジネスレポート”とは、これらの財務諸表のことだ。

 そして現在、「情報システムのない企業経営は考えられない」と言われるように、日々の売り上げデータから財務管理まで情報システムが経営に深くかかわっている。つまり、コンピュータで管理されているわけだ。

 さらに今は、こうした財務諸表の作成、管理、開示、流通、再利用などの迅速化が求められている。企業経営のスピードアップや透明性の向上ために、財務諸表を円滑に受け渡しできることが必要だ。

 そのために制定された、標準的な財務データ記録言語が XBRL である。これは、コンピュータの世界では標準的なマークアップ言語の XML が元になっている。財務データの標準的な記録方式が確立・普及することで、それを使う企業がラクになるだけでなく、会計士や監督官庁、投資家や証券市場などとの情報交換もスムーズになる。

 なお、XBRL は、財務データを定義するタクソノミーと、実際の数値データを保存するインスタンスに分かれている。財務諸表というのは、勘定科目の種類や、その並び順や関連性がおおむね決まっている。そのため、こうした共通性のあるデータはタクソノミーに保管して、それぞれの勘定科目に対応した金額などの数字がインスタンスに保管される。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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