【ウェアラブル・コンピュータ】
身につけて使えるコンピュータ。ウェアラブル(wearable)は「着られる」といった意味。
デスクトップパソコンは机の上に設置して使う。ノートパソコンは移動できるけど、あくまでも持ち歩くもの。使うときは机や膝の上に置く。これに対して、ウェアラブル・コンピュータは身につけて歩きながらでも使える未来型コンピュータとして期待されている。
特に、飛行機や大型施設などのメンテナンスの現場で、ウェアラブル・コンピュータへの期待が大きい。膨大な説明書や図面の中から必要な部分を目の前に表示して、両手を使って作業できるから。また、安く市販されれば、満員電車の中で予定を確認したり、電子メールやニュースを読むといった使い方もできる。街中で、地図やガイドブックを見ながら歩くこともできる。
現在考えられている(試作されている)形態は、小型ラジオくらいの本体と片目用のヘッドマウント・ディスプレイを使うタイプ。超小型のディスプレイを目の前に固定して、そこに画面を映し出す方式だ。もちろん画面は使っている本人にしか見えない。
操作は、声を使う方式と、小型の操作機を使う方法がある。声の場合は、頭に着けるディスプレイに小型マイクが付いていて、そこに向かって自分の声で命令を出す。小型操作機の場合は、携帯型音楽プレーヤーの操作機のようなイメージで片手で使う。
このまま製品化されるか、あるいは普及するか、まだ分からない。ディスプレイは、メガネ型になるかもしれない。だけど少なくとも現時点で、このサイズでウィンドウズが使える状況まで来ている。
あるいは、機能はグッと限定されるものの、スケジュールや住所録を記録・閲覧できる腕時計型の機器は、すでに発売されている。これもウェアラブルなコンピュータ的機器といえるだろう。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































