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【ウィンドウズXP】

  • Whistler
  • Windows XP
  • ウィスラー

 マイクロソフト社が開発した基本ソフトの名前。ウィンドウズには多くの種類がある。XP以外のウィンドウズに関しては、ウィンドウズのページから参照してほしい。

 ウィンドウズXP(Windows XP)は、2001年の秋に登場した。開発コード名でWhistler(ウィスラー)と呼ばれていたもので、XPは「体験」といった意味の Experience(エクスペリエンス)の略。英語版の発売は10月、日本語版(市販パッケージ)の発売は11月だったけど、ウィンドウズXPが組み込まれたパソコンは10月末から店頭に並んだ。

 ウィンドウズXPには、家庭向けのホームエディション(Windows XP Home Edition)と、企業向けのプロフェッショナル(Windows XP Professional)がある。また、2002年11月には Windows XP Tablet PC Edition が、2003年10月には Windows XP Media Center Edition が登場している。2005年4月には、64ビット版の ウィンドウズXP プロフェッショナル x64エディションも発売された。

 ウィンドウズXPは、1995年に登場したウィンドウズ95以来の大幅な進化を遂た。

 まず、画面が変わった。以前のウィンドウズは堅めの印象だったけど、XPは角が丸くて少し立体感のあるデザインになっている。スタートメニューの中も変わって、項目が2列で表示されるようになった。他にも多くの変更点がある。ただし、基本的な操作方法はあまり変わっていない。なお、新しいデザインが嫌いなら、以前のようなデザインに設定することもできる。

 次に、より根本的な変更点としてNTカーネルへの移行がある。カーネルは基本ソフトの中核部分。ウィンドウズ95、ウィンドウズ98、ウィンドウズMeは、内部に古い仕組みを持ったカーネルを使っていた。しかしウィンドウズXPは、ホームエディションもプロフェッショナルも、ウィンドウズNTやウィンドウズ2000から進化した高性能なカーネルを使っている。そのため、パソコンが突然止まるといったことがおきにくい。また、複数の人が1台のパソコンを使うときもプライバシーを守りやすい。

 従来、ウィンドウズNTや2000は、信頼性や安定性が高い反面、画像や音楽といったマルチメディア系のデータへの対応はイマイチだった。しかしウィンドウズXPは、ホームエディションもプロフェッショナルも、ウィンドウズMeの便利さや楽しさを取り入れて扱いやすくなっている。

 さらに、開発元のマイクロソフトは「ウィンドウズXPは、ブロードバンド時代のウィンドウズ」といっている。つまり、高速な通信回線でインターネットに接続して使うことが想定されている。

 具体的には、ADSLや無線LANに接続するための機能(ソフト)が最初から組み込まれている。また、ADSLなどの高速回線を使ったとき、ウィンドウズ98やMeより通信速度が速くなる。インターネットを通じた攻撃からパソコンを守るファイアウォール機能もある。さらに、テレビ電話などができるウィンドウズ・メッセンジャーを標準装備しているし、そのために必要なパスポートという機能にも対応している。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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