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【インバンド方式】

 複数のストレージを仮想化して、ひとつの大きなストレージとして使用する際に利用されている技術のひとつ。

 現在、企業が扱うデータ量も、インターネット上に保管されるデータの量も増える一方。そのため、必要とされるストレージ(通常は、大きなハードディスクだと思っていい)の容量もどんどん増えている。

 そして、最近の傾向として、複数のストレージを仮想的にひとつにまとめて利用する技術が普及している。

 たとえば、3台のハードディスクを使ってる場合、通常は3台に別々のドライブレターや名前をつけないといけない。だけど、これを仮想的に1台にまとめると名前がひとつでいいし、1台目の容量がいっぱいになったら自動的に 2台目、3台目にデータが保存されていく。

 実際には、もっと大規模なネットワーク、たとえばデータセンターのようなところで大量のハードディスクを有効利用するためにストレージ仮想化技術が利用されている。

 さて、ストレージを仮想化するときは、そのストレージにアクセスするサーバーとの間にストレージ仮想化装置を置く必要がある。そして、仮想化に必要な制御信号もデータもストレージ仮想化装置を通るタイプをインバンド方式という。

 これとは別に、アウトオブバンド方式というのがあって、この場合は制御信号だけストレージ仮想化装置を通じて送り、データはサーバーとストレージの間で直接やり取りする。

 従来、インバンド方式はデータの送受信が遅いといわれ、アウトオブバンド方式が主流だった。しかし、技術の進歩で通信速度が向上し、最近はインバンド方式が主流になっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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