【インタープリタ】
人間が作ったプログラムを、コンピュータが理解して実行できるようにする仕組みのひとつ。
人間は普通、人間に理解しやすいプログラム言語を使ってコンピュータプログラムを作る。しかし、パソコンをはじめとしてコンピュータは、機械語と呼ばれる人間には数字の羅列にしか見えないプログラムで動いている。そのため、プログラム言語で作ったプログラムを機械語に変換する必要がある。
この作業には、大きく分けて2種類のやり方がある。まず、プログラムを一括して機械語に変換する方式で、これをコンパイルと呼ぶ。もうひとつは、プログラムを1行ずつ変換しては実行していく方式で、こっちをインタープリタ(interpreter)と呼ぶ。
外国語の翻訳にたとえると、コンパイル方式は小説やレポートを丸ごと翻訳する感じ。インタープリタ方式は対談などの際に逐次翻訳する感じ。
市販ソフトのような大きなプログラムは、コンパイル方式を使うのが一般的。この方が処理が速い。しかし一度、コンパイルしてしまうと修正がきかない。バグ(プログラムの誤り)が見つかったら、変換前のプログラムを修正して、コンパイルし直す必要がある。
一方のインタープリタ方式は、1行ずつ変換していく分、動きが遅くなる。そのため、比較的小さくて簡単なプログラムに使われることが多い。たとえば、ホームページ上でいろいろな機能を提供しているJavaScriptやCGIは、この方式を使っている。
1行ずつ変換して実行するため、途中にバグがあると、そこで止まってしまう。しかしこれは、バグを見つけやすいというメリットでもある。そこだけ直せば、すぐにまた実行できる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































