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【インターネット電話】

 インターネットを通じて声で会話(音声通話)ができる機能、あるいはサービス。文字どおり、インターネットを使った事実上の電話だ。

 一般的には、パソコンにインターネット電話に対応したソフトを組み込んで、パソコンに接続したマイクに向かって話し、スピーカーで相手の声を聞く。あるいは、ヘッドホン型のインカムを使う。パソコンにCCDカメラ(PCカメラ)を接続すれば、テレビ電話も可能だ。

 インターネット電話に対応したソフトとして、たとえばウィンドウズXPに標準装備されているウィンドウズ・メッセンジャーがある。これを使うと、音声通話もテレビ電話もできる。

 一方、普通の電話機で、いきなりインターネット電話を利用することはできない。ただし、パソコンから普通の電話機にかけられるサービスは始まっている。また、電話機とインターネットを接続する装置を用意したり、そういったサービスと契約することで、普通の電話機をインターネット電話に対応させる方法もある。

 パソコン同士で通話する場合、企業などでインターネットに専用線接続されていれば事実上、通話料なしでいくらでも電話できる。家庭などでダイヤルアップ接続している場合も、フレッツ・ISDNやADSLといった定額サービスを利用していれば追加料金なしで通話できる。

 従来どおりの従量制料金でインターネットにダイヤルアップ接続している場合も、最寄りのアクセスポイントまでの通話料だけでいい。そこから先はインターネット網を使うので、事実上無料(プロバイダー料金だけ)になる。そのため、長距離通話や国際電話の場合は安くすむ。

 普通の電話だと、通話中は、手元の電話機から相手の電話機まで交換機という機械を通じて一本の回線がつながる。一方、インターネット電話の場合は、声のデータをパケットという単位に分割してインターネットに送り出す。そして、相手のパソコンに届くまで途中どんな経路をたどるか分からない。

 また、途中に通信速度が遅い回線があるとデータの到着が遅れて声がとぎれたりする。しかし最近は、家庭でもADSLや光ファイバーなどの高速通信が使えるし、声など遅れると都合が悪いデータをなるべく優先して送る技術もできて改善されている。

 このように、インターネットの通信網で声を送る技術をVoIPという。この技術を使った電話として、インターネット電話とは別にIP電話というものがある。というより、正確にはインターネット電話も広い意味のIP電話の一種といえる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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