【インクジェットプリンタ】
主に家庭向けとして、広く使われているプリンタ。以前はモノクロ専用の機種もあったけど、今はほとんどの機種がカラー印刷に対応している。
インクジェットプリンタは、液体のインクを紙に吹き付けて印刷する。インクには染料系インクと顔料系インクがあって、現在普及している機種の多くが染料系インクを使っている。
モノクロの場合は、黒インク1色だけど、カラーの場合は3〜7色まで機種によって差がある。まず最低限の3色は、赤、青、黄色。これを3原色といって、理論的にはこの3色ですべての色を表現できる。
ただしプリンタで印刷した場合、3原色だけだと黒がハッキリしない。そのため、黒インクを足して4色で印刷するタイプが標準になった。雑誌のカラーページやカラーパンフレットも、この4色で印刷されている。
ところがインクジェットプリンタの場合、よく見ると赤、青、黒の点が目につきザラザラした感じが出てしまう。これを解決するために今は、薄い赤、薄い青、暗い黄色などを加えて、合計6色とか7色で印刷するプリンタが増えている。これだと、ほとんど点が見えない。
インクジェットプリンタには、比較的音が静か、消費電力が少ないといったメリットがある。カラー印刷ができるのに値段も安い。
一方、印刷に時間がかかる、文字を印刷するとニジむことがあるといったマイナス面もある。そのため文書の印刷が多い企業などには、レーザープリンタが普及している。
ただし最近は、A3ノビや、さらに大きなサイズに対応した大判インクジェットプリンタもある。これらの機種は、主にデザインや印刷関連の業界に向けたビジネス用といえる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































