【アドウェア】
パソコンの画面に、広告を表示させるソフトウェアの総称。「アド」(ad)は、advertisement の省略形。ひとくちにアドウェアといっても、いくつかの種類がある。
まず、パソコンの作業内容とは無関係に、突然、ポップアップ広告を表示するもの。これは、インターネットでウェブサイトを閲覧中に勝手に送られてくるケースが多い。
広告の内容は、アダルト系や、いわゆるコンプレックス系が多い。広告の内容に関心のない人には迷惑で不愉快なので、この手のアドウェアはマルウェアの一種に分類されるのが普通だ。
さらに悪質なものだと、パソコン内の個人情報やウェブサイト閲覧記録をソフトの作者に勝手に送信するものもある。これは、スパイウェアに相当する機能といえる。
次に、フリーソフトを利用する交換条件として、操作画面の一部に広告を表示するもの。たとえば、ブラウザーや電子メールソフトなどで、このタイプのアドウェアが見られる。
こちらは、そのソフトをダウンロードする段階で広告が表示されることに同意する必要があるし、多くの人に利用してもらうため広告の内容も一般的なものが多い。そのため、マルウェアとは言いにくい。
ただし、一部のアドウェアは、標準設定されているブラウザーのホーム画面(起動時に表示されるウェブページ)のURLを書き替えたり、リンク先のURLを勝手に変更するものもある。変更先は、アドウェアの作者が設定した広告サイトだ。
これらの場合、基本ソフトの中のシステム情報を書き換えるものもあって、かなり悪質だ。
アドウェアの削除には、アドウェアに対応した除去ソフトが必要だけど、最近はウイルス対策ソフトやスパイウェア除去ソフトに機能が組み込まれているケースが多い。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































