【アップストリーム】
- ダウンストリーム
- 上り回線
- 下り回線
手元のパソコンを、電話回線や通信回線を通じてプロバイダーのアクセスポイントに接続したとしよう。そして、見たいウェブサイトのURLを送ると、そのホームページのデータ(文字や画像、レイアウトに必要な情報など)が送られてくる。
このとき、こちらからデータを送る流れがアップストリームで、向こうからデータが送られてくる流れがダウンストリーム。日本語では、それぞれ上り回線と下り回線という。といっても、実際の導線は1本だけど。
普通は、上りも下りも通信速度が同じ。たとえば、ISDN の 1回線分なら上りも下りも 64kbps。光回線も、上下同じ速度だ。しかし、ADSL という通信方式では上りと下りの通信速度が違う。
今は、携帯電話やスマートフォンでインターネットを利用するケースも多い。この接続に使われる携帯電話のデータ通信網も上下で通信速度が違う。
あるいは以前、通信衛星を使ったインターネット接続サービスがあって、この場合、上りは電話回線を使って、下りは衛星から電波で送られてきた。つまり、上りと下りでデータが通る経路が違い、通信速度も大きく違った。
また、CATV(ケーブルテレビ)は当初、下り回線しか想定していなかった。そのため、集合住宅ではインターネット接続サービスの利用が難しいといった状況も出ている。
上りと下りで通信速度や経路が違う場合、上りより下りの方が速い。これは理にかなっている。ホームページを見るとき、こちらから流す(上り回線を流れる)データは URL だけ。それに対して送られてくる(下り回線を流れる)データは、文字あり画像ありで量が多い。
インターネットで配布されているソフトをダウンロードする(引き出す)ときも、こちらから送るのは短い命令だけ。それに対して大量のプログラムが送られてくる。つまり普通は、下り回線を流れるデータの方がはるかに多いわけだ。
最近は、USBのハブなどでもアップストリーム、ダウンストリームという言葉が出てくる。この場合、その機器から見て上方向(普通はパソコン)への流れがアップストリーム、下方向(普通は末端のUSB機器)への流れがダウンストリームになる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































