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『セキュア・インターネットVPN』だから任せられた基幹データ送信

小売業のPOSシステムで収集された売上明細を多角的に分析してマーケティングや商品開発に活用可能な情報を得ること。それは多品目少量生産 / 販売が常態になったドラッグストアなどの小売業界および製造業界において、競争力に直接かかわる戦略的な仕組みとみなされています。従来は高価で大掛かりなデータウェアハウスの社内構築が不可欠と思われてきたこの分析システムを、設備投資なし、ITの専門知識なしで実現できるASPサービスがジェイビートゥビー株式会社さま (以下JBtoB社さま)のASPサービス「ASPossible」です。サービスの根幹となるPOS情報を分析用データベースに転送するネットワークとして、万全なセキュリティを担保できるNTTPCコミュニケーションズの「セキュア・インターネットVPN」が採用されました。

これまでの課題
  • 遠隔地にあるお客さまの基幹系システムからデータを収集する際に、安全な送信経路を確保したい。
  • ネットワークに関するコストをできるだけ押さえ、顧客企業が利用しやすいサービスにしたい。
導入後の効果
  • 毎日のPOSデータ転送がセキュアに行えるようになり、顧客ニーズに応えることができた。
  • コスト面では他の方法と比較しても安価で、バランスのよいサービスが提供できた。

背景と課題 大切なお客さまのデータを安心して転送していただけるネットワーク提供が課題

  • セールス&マーケティング
    担当部長
    池田 壮吉さま

「この店である年齢層に最も売れている商品は何か、一緒に購入されやすい商品は何か」……たとえばそんなことが小売業本部や店舗、あるいはメーカー販促部門などのPC画面で簡単に分析できるのがJBtoB社さまのサービスです。

「お客さまの大切なデータをお預かりし、その分析の手法を提供するのが私どもの仕事」と同社のセールス&マーケティング担当部長、池田壮吉さま (以下、池田さま)。同社のASPサービスの中核は、同社がデータセンターに用意しているデータ分析に最適化されたデータベースシステムとストレージ、そして独自開発の分析用ソフトです。「お客さまが高価なストレージやデータベースシステムを導入せずに、しかも専門的なデータベース知識がなくとも、マーケティングの技術だけがあればPOSデータが分析できるところが特長です」 (池田さま)。

基本となるデータを収集するのは、店頭でポイントカードなどとして利用されるIDカードとPOSシステム。店舗で日々発生する売上明細と、会員カードに登録された顧客情報 (ID、年齢、性別のみ)は毎日、小売業者の本部に集約されたあと、JBtoB社さまのデータセンターに転送されます。

転送されたデータは高速検索性能に優れたデータベース (Sybase Adaptive Server IQ)に登録され、契約する小売業者や店舗、製造業者側のPCで同社が提供する分析用ソフトを使って、インターネット経由で多面的な分析が可能になります。顧客動向分析や商品ごとの需要構造などを分析することで、優良顧客拡大や育成、商品開発やプロモーションの最適化が図れます。小売会社や製造会社が分析業務を行う際には専用のソフトが用いられており、JBtoB社さまとお客さま企業との間の通信は独自形式のデータが行き交うだけなので、基本的に経路上での盗聴などのリスクはありません。

しかし問題は、いったん小売業者本部に集中した顧客情報つきのPOSデータを、JBtoB社さま側に転送するための経路でした。  「多くのお客さまは、ある程度のセキュリティ・リスクを背負っても、安上がりなインターネットでの通信、または一般的なインターネットVPNを選択されています。しかし、セキュリティに関心の高いお客さまは、より盤石なセキュリティを求められます」 (池田さま)。 大切なお客さまの資産であるデータは万が一にも流出してはいけません。最高のセキュリティを求めるとすれば、専用線でお客さまと接続することになります。しかし「お客さまに提案可能な月額料金には限度があります」と池田さま。距離に比例して料金がかさむ専用線は、地方に本拠をもつ顧客には提案できません。料金を抑えながら、十分なセキュリティを確保できるネットワークをお客さまに提案することが、同社の課題となりました。  そして選ばれたのが、NTTPCコミュニケーションズの『セキュア・インターネットVPN』でした。

解決とその効果 コストと安全性のバランスが選択の決め手に

選択のポイントは、まずインターネットを経由しないVPNなのでセキュリティ面での心配がないこと。加えてアクセス回線としてBフレッツを利用することによりコストが低いこと。「いくつかのVPNサービスを検討しましたが、お客さまに提案できるコストでセキュリティ面も保証できるサービスは限られていました」 (池田さま)。なかでもNTTPCコミュニケーションズの『セキュア・インターネットVPN』は、アクセスに利用するBフレッツ回線を二重化することができ、一方の回線がメンテナンスで停止した場合でも、もう一方の回線で通信を行うことができる特長があります。ネットワーク品質とセキュリティ、価格のすべての面で満足できるサービスは『セキュア・インターネットVPN』だけでした。

NTTPCコミュニケーションズが提案した『セキュア・インターネットVPN』によるASPサービスは、現在愛知県と茨城県に本社を置くドラッグストアチェーン2社に採用されています。データの転送は夜間にFTPで行われるため、帯域幅は必ずしも大きな問題になりません。むしろ、インターネットを利用することのリスクを避け、専用線や他のVPNサービスのようなコスト増も避けたいというニーズをバランスよく実現できたことが、導入につながりました。

実際の導入に際して時間がかかったのは、お客さま側のシステムがデータセンターにホスティングされているケースでした。入室管理が徹底しているデータセンターでは、アウトソーサーとお客さま、工事業者との調整が必要になります。「しかし、こちら側での作業はNTTPCコミュニケーションズとの間のスケジュールの打ち合わせだけでした」と池田さま。窓口はNTTPCコミュニケーションズに一本化でき、最短で1ヵ月でサービス開始ができました。

またもう1つのメリットが、お客さま側でのシステム変更にともなう運用管理の負荷軽減です。実際の設定変更などの作業はNTTPCコミュニケーションズが引き受けます。「お客さまでシステムの移設などが行われた場合でも、ネットワーク設定変更などの作業はすべてNTTPCコミュニケーションズに任せることができます。こちらとしてはスケジュール管理だけですむことがわかりました」 (池田さま)。

今後の展開 お客さまの選択肢を充実し、高セキュリティのサービスで契約更新、拡大をめざす

同社が契約する企業は現在、小売業者20社、製造業者100社にのぼり、累計で50億件の明細を取り扱っています。今後、セキュリティがこれまで以上に重要視されることは間違いないでしょう。「『セキュア・インターネットVPN』が私どものサービスメニューの一部に加わることで、お客さまに安心を提供できます。またコスト面でもそれほどの負担にはなりません。これは今後、契約の継続や新規獲得に結びつくものと思います」 (池田さま)。

同社のビジネスの特長は、ASPサービスを提供するだけにとどまらず、データの分析サポートや、マーケティングのコンサルティングまで行える体制があることです。システム投資が難しい企業、分析やDB操作のノウハウが不足する企業でも、データを活用した最適なマーケティングが可能になるのが同社の ASPサービスの最大のメリットです。そのメリットを安心して、安全に享受なさるためのインフラとして、『セキュア・インターネットVPN』が活躍しています。

今後ますます企業のCSRが問われることが見込まれる現在、お客さまが選びやすく、簡単にセキュリティが強化できるVPNの重要度はさらに増していくことでしょう。

ジェイビートゥビー株式会社

〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-29-11 八重洲第五長岡ビル8F

小売業・卸業・メーカー向け顧客属性付きPOSデータの分析サービスをASP形態で、低コストで提供。また、その分析データを顧客企業に活用してもらうためのコンサルティングも行っています。

URL: http://www.jbtob.com/

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